ホーロー看板とは。『懐かしのホーロー看板―広告から見える明治・大正・昭和』

管公学生服ホーロー看板ホーロー看板

ホーロー看板の写真を撮っているので、ホーロー看板について勉強しようと読んだ本。『懐かしのホーロー看板―広告から見える明治・大正・昭和』は、ホーロー看板の歴史や種類、看板の商品、企業の情報まで細かく解説してくれています。

懐かしのホーロー看板―広告から見える明治・大正・昭和

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ホーロー看板とは

明治から昭和30年代に普及した、主に店や民家の壁などに飾られていた広告看板。昔は商品の販売期間が長いので一度設置すれば長らく変える必要もなかったようです。ホーロー看板自体は明治からあったそうですが、全盛期は戦後から昭和30年台まで。
現在はコレクターズアイテムや、レトロなインテリアとして人気ですが、地方などに行けばまだほそぼそと現役のホーロー看板に出会うこともできます。

※官公学生服のホーロー看板。ひし形の官公学生服の看板は珍しいのだとか。隣の小屋に隠されていたおかげで残ったのかも。
官公学生服シャツ(京都府伊那町)

ホーロー看板の歴史

ロート目薬

さて、このふたつのホーロー看板の写真ですが、以前に掲載したとき、ロート目薬の看板の文字が判読できず、何と読むのか気になっていました。実はこれ「シマズ イタマヌ」が正解だそうです。看板の絵は明治42年に描かれたものだということも判明。昔も今も、欧米人が広告に採用されるのは同じなんですね。
ロート目薬(奈良県橿原市今井町)

志らが染・元禄

「白髪染め」を「志らが染」と表記した看板。元禄という商品は大正時代からあるそうですが、今も続く「ビゲン」発売に伴い、昭和30年台に「元禄」「ビゲン」の表裏の看板がつくられたそうです。撮影時に裏を確認できなかったのが残念。
志らが染・元禄(広島県福山市)

公共広告としてのホーロー看板

仁丹

仁丹の看板の特徴は、住所を記した番地つきのパターン。京都の洛中など古い家が残り、なおかつ住所表記が変わらない地域には現役で使われています。昔は住所表記がなく、郵便局員が配るとき難儀したので、こうした住所入りの看板がつくられたそう。住所の表記が旧漢字だったりするので、見つけると楽しいですね。

塩とたばこ

広告というより、販売している場所を告知するための広告であるのが「たばこ」と「塩」の看板なのだとか。「公衆電話」や「電報」も公共広告ですね。

昭和ホーロー賛歌 パート4  ミニチュア ホーロー看板 ●でんわでんぽう公衆電話電報

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