前回、「ボランティアで出会った困ったおばさん」について書きましたが、その他にもいろいろな「困った人たち」に出会いました。
支援品を値切るおばあさん
震災の被災地で、仕事を無くした人々を支援する活動があります。それらは家で気軽にできて場所を取らない編み物や手芸作品が多く、今でも愛されているブランドになっています。
震災から生まれた手仕事
こうしたさまざまな手仕事品は、イベントや通販などで販売されています。そして、これらの商品は被災地の作り手さんたちにお金を届けるために、値下げはできないのです。
ある時、私がイベントで手仕事品の売り子のボランティアをしていたときのこと。おばあさんたちが見に来たので、趣旨を説明し、商品を紹介していたところ…
「で、いくら負けてくれるの?」「こんなの、私でも作れるわよ。昔なんて…(ここから自慢話)」
…あの、私、支援の品って言いましたよね。そういった条件ですし、私もボランティアで一銭も貰わず働いています…。
支援品を値切って、なにが嬉しいんでしょうか。たぶん、こういう人は安売りセールに乗せられて結局、食材を冷蔵庫で腐らせそうです。
これは主観ですが、イベントできちんと話を聞いてくださり、購入してくれるのは若い世代とファミリーが多いのです。年寄りは自慢話をしてなにも買わないか、値切ろうとする人が圧倒的に多かったのが印象的でした。
自慢ばかりのおじいさん
値切ろうとするおばあさんの他にも、自慢話ばかりするおじいさんもいました。
やはり、買う気は毛頭ないけれど、誰かに自分の話を聞いてほしい、自分をすごいと思わせたい、という意識が強いんです。
やはり「こんなものは自分だって作れる、俺はこんなにすごいんだ」という話を延々話すので、その間他のお客さんの対応ができず大変でした。
慣れている主催者の方が対応してくださいましたが、こういう「老害」っているんですよね…。
まとめ
もちろん、お年寄りの中にもきちんとした人はいると思います。ただ、ヤバい老人たちは普通の客よりやっかいなのも事実です。
そんな「老害」にならないよう、私も気をつけて年を取りたいと思った出来事でした。
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