ボランティアで出会った困った人たち その1

日々の書付

これまで私がであったボランティアの困った人たちについて。東日本大震災ではたくさんのボランティアが活躍しました。私が出会ったボランティアスタッフも、ほとんどが素晴らしい方ばかりでした。

しかし、ごく稀に「変な人」がいるんです。これからボランティアをやってみたいと思っている方、ぜひ参考になさってください。世の中は善人ばかりではないのです…。

自己顕示欲カタマリおばさん

ボランティアというのは、相手のために行う行為です。しかしながら、自分の自己顕示欲を満たすためだけにボランティアを行っている人もいます。

そうした自己顕示欲カタマリおばさんに遭遇すると、めんどうなことに巻き込まれるので、ご注意を…。

強引な勧誘活動

以前、被災地への支援品の仕分けボランティアに行ったときのこと。仕分けボランティアのメンバー同士で仲良くなり、作業後も新たなボランティア報告や交流会をおこなっていました。

私も交流会に参加したのですが、自己顕示欲おばさんは、他の人のボランティア報告を途中で遮り、自分が行ったボランティアについて話し出すのです。「私のボランティアははこうなの!すごいでしょ」といわんばかりに、自慢話はいつまでも止まりません。

リーダーがやんわり誘導して、なんとかその場を収めましたが、発表後、用事があった私が急いで帰ろうとすると「なんで帰っちゃうの?私のボランティはこうでああで…」と、私に話の続きを聞かせようとするのです。「用事があるので急いでるんです。」と言っても止まりません。

周りの人が間に入ってくれてやっと開放されたのですが、相手の立場を考えずにまくしたてるおばさんにぞっとしました。

勝手にルールを変更

その後、その自己顕示欲おばさんからちょくちょく連絡が来るようになりました。私が背が小さく、一見気が弱そうにみえるので、「こいつならチョロいだろ」と思ったのでしょう。

こんな感じでかなりの無茶振りをするようになってきました。

  • 原発反対の署名を集めて!最低数十人!住所も書いてもらってね!
  • 今度の選挙はこの人にいれてね!

迷惑で面倒な方ですが、それでもボランティア経験と人脈はあるので、その方に誘われるまま他のボランティアにも参加しました。

ところが、そのボランティアはきちんと作業内容が決められているのにも関わらず、おばさんは「こうやったほうがいいのに!」と勝手にルールを変えてしまいます。

私はそのボランティアは初めてだったので、そんなおばさんの傍若無人ぶりに戸惑うばかりでした。けれども、一緒に作業を行っていたので仲間だと思われたのでしょう。

周りのスタッフから「あの人、前にも勝手にルールを無視して迷惑しているんです。なんとかしてもらえませんか?」と、わたしが文句を言われることに…。

困っている私を尻目に、おばさんはスタッフにルール改善を注意されたのにも関わらず、最後まで「こっちの方がいいのに!」と怒っていました…。

それ以来、自己顕示欲おばさんとは縁を切ることにしましたが、署名で住所を知られてしまい、それから引っ越しするまでずっと年賀状が届きました。

それも、普通の年賀状ではありません。年賀状は新年の挨拶と相手の息災を祈るための葉書なのに、おばさんは平気で、自分の家族の悪口を何行も書き連ねて送ってきたのです。

いろいろ満たされないものをボランティアに向けるの情熱は尊敬しますが、自己顕示欲のために周りに迷惑をかける人とは、もう二度と付き合いたいとは思いません。

まとめ

ボランティアは「人のため」に行うものですが、相手に迷惑にならないなら理由が「自分のため」でもいいのじゃないかと私は思います。

しかし、肥大した自己顕示欲のために、ボランティア行為自体を妨害してしまう人も中にはいます。そうした人にあたってしまったら、すぐさまリーダーに報告するか、逃げましょう。

私のように付きまとわれると、いいように利用されてしまいますから。

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