リーマンショック転職騒動と、クセがすごい中小企業の2009年の話

アイキャッチ 2009年

職業訓練校を卒業してから、いろいろな派遣会社に登録して、仕事を紹介してもらいました。しかし、その最初から波乱のスタートでした…。

毎日怒鳴り散らすワンマン社長

最初に紹介された会社では、初日から波乱の予感が…。引き継ぎをするため、辞める予定の派遣さんに仕事を教えてもらっていたのですが、彼女の口から驚きの事情が語られました。

社長は、気に入らないことがあるとすぐキレて、机を蹴ったりする。私もやられた。」と…

えええ!(´゚д゚`) 確かに、社長はキレやすい人で、社員や秘書的な役割の奥さんにもキレ散らかしていました。幸い、私は気に入られていて怒られることはなかったのですが、大きい音や他人の負の感情が苦手な私は、逆流性食道炎が悪化し、わずか3ヶ月で契約を終了したのです。

派遣の営業さんに事情を話して、うまく辞めることができてよかった…。下手をすればキレ散らかされて、無理やり働かされそうでしたから。

そうでなくても、リテイクが断れないので、ひどいときは終電間際まで残業をさせられることもありました…。

会社のものは俺のもの、ジャイアンなワンマン社長

その後につとめた派遣先も、おしゃれなマンション・オフィスでしたが、社長がかなりのワンマン会社でした。

アイデアを思いついたらすぐ実践したがるので、ご飯を食べる時間もなかったし、残業もかなりありました。派遣の営業が新人の女の子でつかえない!というので、私が間に入って話をまとめたり。

それなのに、ある日突然「今月で来なくていいから。」とばっさり。本当は契約終了前に派遣元が派遣会社に連絡するはずなのですが。契約切れに納得がいかない私は、派遣会社に連絡すると、例の新人女子は「とにかくこういうことになったので、こちらからは何もできません」の一点張りでした。

リーマンショックの転職活動

3月に無理やり契約を切られたあと、リーマンショックの余波がこちらにもやってきたため、新しい仕事につくのがとにかく大変でした。

アルバイト面接に長蛇の列

とにかく、片っ端からできそうな仕事に応募するのですが、面接までいけるのは一握りの状態でした。某NPOのアルバイトの募集は、なぜか2回も面接に呼ばれ、その挙げ句に不採用。

やっと派遣の面談にこぎつけたら、面接先から「やっぱり英語もできる人にする」と、募集時に書かれていなかったスキルがないということで落とされました。

この頃はとにかく仕事がなくて、募集する側もやりたい放題でした。

派遣営業の塩対応

登録した派遣会社にも、定期的に連絡を入れていました。しかし、これまでさんざん仕事のフォローをしたのに、契約切れに関しても何もしてくれなかった新人女子は、たびたびの私の連絡に「もう、電話してこないでください!仕事ないんだから!」と言ってきました。

どんな仕事にもすごいプロとヤバい人がいるものですが、そういうヤバい担当に当たると、仕事ももらえないし不利益を被るので、そういう時は上司の人に相談すべきだったな…と思いました。

まとめ

不景気など、非常時には人の本性がでるものだな、と実感したリーマンショックでした。その後、ようやく仕事が決まり、長期で働くことができたし、派遣会社の営業さんもいい人だったので、本当に仕事は人次第だなと思います。

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