2008年職業訓練校の思い出

アイキャッチ 2008年

2007年に会社をやめた後は失業保険をもらいつつ、3ヶ月ほど職業訓練校に行っていました。職業訓練校というと、私はいままで建築や木工、電気技術など、ツナギを着て作業…というイメージがありました。

しかし、今の職業訓練校はパソコン技術などを教えてくれるほか、就職相談にも乗ってくれますし、勉強すればそれだけ失業保険の金額が上乗せされるという、とてもありがたいところでした。(2008年当時)

個性豊かな生徒、個性豊かな先生

職業訓練校には文字通り、老若男女、職業も経歴も、なにもかもが違う人々が集まっていました。障害のある人もいましたし、発達障害グレーゾーンぽい人など、とにかく様々な人間が集まっていました。

私が選んだのはパソコンのワードやエクセル、パワーポイントなどの講座。座学とパソコン実習がありました。勉強をしながら、ソフト関連の試験を随時受け、最終的にはITパスポート試験を受験します。(この時点で私は資格があったので座学は適当に聞いていました…)

その学校には名物先生がいて、『チャーリーとチョコレート工場』のウンパ・ルンパみたいで、とにかくよくしゃべる、授業以外にもゲームやアニメ、パソコンに関する知識などをドドーっとしゃべっていたのです。

生徒たちも会社の重役だった人や、資格試験をとる目的で来ている人など、みな個性的でした。これまで会社で人間不信に陥っていたので、彼らの個性と優しさは、私の癒しになりました。

私は今までの経験から、ソフトのスキルも多少は知っていたので、他の生徒さんに教えたりして、頼られたりするのがうれしかったです。

この職業訓練校の仲間とは、卒業後も飲み会をしたり、連絡を取り合っていましたが、いつの間にか疎遠になってしまいました。

いまごろ彼らはどうしているのでしょうか…。

追記

当時は身バレや周囲の迷惑を考えて職業訓練校のことは書かなかったのですが、時間も経ったのでいまなら書き残して置けるかも…と思い、書きました。

もっと本当はいろいろな面白いことがあったのですが、さすがに差し障りがありそうなので書くのを控えています。

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