自分がやられて嫌なことは、他人にしてはいけません。

「自分がやられて嫌なことは、他人にしてはいけません。」よく、親が子どもを注意する時に使うワードですね。

だがしかし、これが大人になるとなかなか難しい。

なぜ、こんな事を書いたかというと、「自分がやられて嫌なことを、他人には無意識にやっている人」に良く出会うからです。

職場で体験した出来事

以前の職場で、隣に20代後半~30代くらいの、ちょっと個性の強い女の子がいました。彼女は「私人見知りなんです…(だから察してください)」といい、相手のタイミングを考えず、自分の好きなように話しかけたり、作業をしたりしていました。

職場の後輩にあたるので、私がわからないところは指導していたのですが、こちらのタイミングをまったく無視して話しかけてくるのです。

私はHSPなので、集中しているときに突然話しかけられたり、びっくりさせられるのが苦手です。そのため、彼女が急に話しかけてくるとビクッと体が硬直してしまいます。

それを彼女は「日月さん、おもしろーいww」と、その反応を面白がりました。私は、人から馬鹿にされたり、笑われたりするが大嫌いなんですが…。

彼女は人見知りとはいいつつ、「こいつはチョロいわww」と思った相手には強気でした。そのため、その後も彼女は私がビビる姿を見ては、笑い転げていました。

どうでもいい相手の立場なんて考えない

そんなある日、職場にADHDの男性がやってきました。その男性は彼女の隣に座ることになりました。

その男性、やはりご自分のタイミングで相手に話しかけてきます。声も大きく、内容も簡潔なのはいいのですが、私はすこし怖く感じていました。ただ、直接仕事で関わらないため、気にしないでいたのですが…。

ある時、後輩の女性が私に(やはりタイミングを無視して)話しかけてきました。

「日月さあん、○○さんが突然話しかけてきて怖い~、どおしよお…」

ああそうなんだ。あなたはこれまで私にしてきたこと、まったく覚えていないんだね。それでいざ、自分が嫌な目にあった時、自分がしてきたことに自覚もなく、つらい思いをさせた相手に無邪気に相談してくるんだね。

人って、本当に、自分のことしか考えていないんだなと実感した出来事でした。

もちろん、自分もそうです。特に私は自己中なので、知らずに人を傷つけているかもしれない。でも、できる限り自分の言ったことには責任を持ちたいと思っています。

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